愛犬が亡くなったときにやるべきこと:大切な家族とのお別れを正しく行うために

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本記事では、愛犬が亡くなった際にやるべきことをまとめ、愛犬との最期のお別れをどのように行うかについて詳しく解説します。

※記事の途中に愛犬の遺体写真があります。閲覧の際にはご注意ください。

 

この記事を読んでくださっているあなたは、今、人生で最も辛い瞬間に直面しているかもしれません。家族の一員である愛犬が亡くなることは、非常に辛い経験です。私もつい先日実家の愛犬が永眠しました。2年前から離れて暮らしていましたが、約11年間共に過ごしてきた子です。深い悲しみの中にいるあなたへ、心から寄り添う気持ちでこの記事を書いています。愛犬の死を受け入れるには時間がかかりますが、愛犬に対して最後までできることをしっかりと行うことが、飼い主としての大切な役割だと思います。

 

この記事では、悲しいけれど避けて通れない愛犬の永眠に際し飼い主として最後までできること私の実体も交えながら具体的な手順で解説します。この情報が、あなたの最期のお見送りの一助となることを心から願っています。

私の実体験:愛犬が亡くなった直後にやるべきこと

家族の一員である愛犬の死は、本当に受け入れがたい現実です。私の場合も、約11年間共に過ごした愛犬が永眠しました。2年前から実家を離れて暮らしていましたが、訃報を受けた時の衝撃は今でも忘れられません。愛犬の死を受け入れるには時間がかかりますが、「悲しむこと」と「やるべきこと」を区別し、まずは冷静に、愛犬の体を守る行動を最優先させましょう。

心を落ち着かせる

愛犬が亡くなった際、まずは深呼吸をして気持ちを落ち着けましょう。悲しみの中でも、遺体に対する適切な対応が必要です。私の場合は、離れて暮らしていたため、すぐに実家に駆けつけることができないもどかしさで感情がいっぱいでしたが、愛犬は、あなたが冷静になって、適切な対応をしてくれることを望んでいます。数分間、静かに愛犬の側に座り、感謝の気持ちを伝えてから、次の行動に移りましょう。

遺体を傷めないために適切な安置と冷却

亡くなった愛犬の体は、私たち人間と同じように、すぐに死後変化が始まります。特に夏場など気温が高い時期は、処置を急ぐ必要があります。

死後硬直前に姿勢を整える

  1. 優しく清めてあげる: 濡らしたタオルやガーゼで、愛犬の体全体をそっと拭いてあげます。亡くなる直前や死後、体液や排泄物が出てくることがあるため、特に口元やお尻周りを丁寧に拭き、清潔にしてあげましょう。

  2. 姿勢を整える: 死後硬直は通常、数十分から数時間で始まります。硬直が始まる前に、愛犬が一番安らかに見える姿勢、あるいは段ボール箱に収まりやすい姿勢(手足を軽く折り曲げるなど)に整えてあげます。

  3. 体液漏れ対策: 衛生面と見た目を保つため、口や鼻、肛門に脱脂綿やガーゼを詰める処置を行います。

獣医のアドバイスで行った冷却の方法

まず、愛犬の体全体が入る大きさの段ボール箱を用意し、箱の底には汚れても良いようペットシーツやビニールシートを敷き、その上に愛用のタオルを敷きます。次に、保冷剤や氷、ドライアイスなどをタオルで包み、直接皮膚に当たらないように内臓のあるお腹周りと、血液が集まる首元を重点的に冷やします。

  • 冷却箇所: 特に内臓のあるお腹周りと、血液が集まる首元を重点的に冷やす。
  • 冷却材: 保冷剤や氷、ドライアイスなどをタオルで包み、直接皮膚に当たらないように配置。

実家ではすぐにかかりつけの獣医さんに連絡をしたので、この方法を直接教わることができました。まず獣医さんに連絡することは、心の安定のためにも大切です。

 

亡くなった愛犬の好きだったものと一緒に安置する

安置する際には、愛犬が生前大好きだったものを一緒に入れてあげましょう。 私の愛犬の場合も、最後に食べ慣れた餌とお気に入りのおやつ(クッキーを数個)と、一番遊んでいた柔らかいボールとロープを横に添えました。

【注意点:火葬時に一緒にできないもの】

火葬を行う場合、一緒に火葬できるものには制限があります。

OKなもの(少量):紙類(手紙)、少量のおやつ、綿・麻などの天然素材の布製品。

NGなもの:プラスチック、金属、ゴム、化学繊維(ナイロン、ポリエステルなど)の厚いもの。

これらは遺骨を傷めたり、有害ガスを発生させたりする原因になるため、注意が必要です 愛犬への手紙など、形に残らないものならいくらでも添えてあげられます。最期のメッセージを心を込めて書いてみてください。

愛犬が亡くなったことを家族や知人に報告  

家族や親しい友人、獣医に連絡し、愛犬が亡くなったことを伝えます。動物病院では、遺体をどのように扱うかについてもアドバイスを受けられる場合があります。また、獣医に相談することで、火葬や葬儀などの次のステップに向けて適切な対応を行うことが可能です。

実家の愛犬の場合も獣医のアドバイスを受けて、上記の適切な対応ができました。

 

亡くなった愛犬をどのように見送るか:火葬・埋葬の選択と葬儀の準備

安置が完了したら、次に愛犬の遺体をどのように扱うかを決めなければなりません。主な選択肢は「火葬」と「埋葬」ですが、現在では火葬が一般的です。

私たちが選んだ道:火葬の種類と個別火葬の重要性

私たちは、愛犬を家族として最後まで見送りたい、そして遺骨をずっと手元に残しておきたいという思いから、火葬を選択しました。

火葬には主に以下の3つの方法があり、私たちは地域内のペット葬儀社に依頼し、個別火葬を選びました。

火葬の種類 遺骨の返却 私が個別火葬を選んだ理由
個別火葬 返却される 家族だけで最期のお別れをし、遺骨を自分の手で骨壷に納めてあげたかったからです。
一任個別火葬 返却される 立ち会いはできませんが、愛犬単独で火葬されるため、遺骨を確実に取り戻せます。
合同火葬 返却されない 他のペットと一緒に火葬するため、費用は安価ですが、愛犬だけの遺骨は戻りません。

個別火葬は合同火葬に比べると費用は高くなりますが、家族として最期まで見届ける「骨上げ」の儀式は、悲しみを乗り越える上でとても大切な時間になりました。遺骨を拾うことで、愛犬が確かに生きていた証を、自分の手で実感することができたからです。

亡くなった愛犬の火葬費用の目安

火葬費用は、愛犬の体重やプランによって大きく変わります。

私たちがお願いした葬儀屋は、フルセットだったため60,000円かかりました。

 

ペット葬儀社(犬猫):費用は各葬儀社やプランによりまちまち。おおよそ16,500円〜60,000円

自治体(公営)の場合: 合同火葬のみなど、サービスは限定。民間よりも安価に行えまる。おおよそ10,000〜30,000円。

 

自治体の場合は、遺骨は返却されないことが多いため、手元に残したい場合は民間葬儀社を選ぶのが一般的です。地元の葬儀社や自治体の料金体系を事前に確認し、ご自身の希望に合った方法を選んでくださいね。

自治体であれば、火葬だけなのでもっと低料金で行えます。

実家のある岡山では、このようになっています。▶︎ペットの火葬 | 岡山市

飼い主様の住所 費用(犬・猫:収骨しない場合) 特徴
岡山市内居住者 9,000円 費用が最も安価です。
市外居住者 28,000円 市内居住者よりも高額になります。

 

亡くなった愛犬の遺骨を自宅に迎える:手元供養の選択肢

遺骨が返ってきた後、どのように供養していくかも重要な決断です。ペット専用の葬儀や供養も最近では広がっており、仏壇やお墓を用意する飼い主も増えています。

遺骨を手元に置く場合、ペンダントに遺骨を入れて身につける「骨壺ペンダント」も選択肢の一つです。愛犬をいつでも身近に感じられる方法として、最近人気を集めています。

私たちは、愛犬をいつも身近に感じていたいという思いから、手元供養(自宅供養)を選びました。

ペット仏壇と供養スペース

愛犬の写真、生前使っていた首輪、好きだったおやつ、そして遺骨を納めた骨壷を置いて、 小さな仏壇スペースを設けました。 最近は、お部屋のインテリアに馴染むようなお洒落でモダンなデザインのペット仏壇が増えています。毎日話しかけたり、お水を替えたりすることで、愛犬との絆を感じられる大切な場所になっています。

遺骨ペンダントへの想い

私たちは葬儀屋さんが用意してくださった遺骨ペンダントを選び、遺骨の一部を分骨してペンダントに納めました。 いつでも肌身離さず身に着けることができるため、愛犬がいつもそばで見守ってくれているような安心感があります。

これは、深い悲しみの中にいる飼い主にとって、本当に大きな心の支えになります。

【おすすめの遺骨ペンダントの種類】

シルバーペンダントタイプ: シンプルでスタイリッシュ。普段のファッションにも合わせやすく、控えめに身に着けたい方におすすめです。

ゴールドペンダントタイプ: 華やかなデザインが多く、愛犬を豪華に見送りたいという気持ちを形にできます。

カスタムメイドペンダント: 愛犬の名前や誕生日、足型などを刻印できる世界に一つだけのデザインです。

 

現在では、一見して遺骨ペンダントとは分からないほどスタイリッシュで多様なデザインが登場しています。 シンプルでスタイリッシュ。

普段のファッションにも合わせやすく、控えめに身に着けたい方におすすめです。

華やかなデザインが多く、愛犬を豪華に見送りたいという気持ちを形にできます。

カスタムメイドペンダント: 愛犬の名前や誕生日、足型などを刻印できる世界に一つだけのデザインです。

 

楽天市場やAmazonなどのオンラインショップでも、様々なデザインのペンダントやキーホルダーがありますので、ご自身に一番似合うものを選んでみてください。

 

私たちは、葬儀屋さんが用意してくれた遺骨キーホルダーがあったので、そちらにしました。

飼い主としての義務:亡くなった愛犬の死亡届を忘れずに

悲しみの中でも、飼い主としての行政手続きは忘れてはいけません。これは、愛犬が「狂犬病予防法」に基づき、自治体に登録されていたためです。

亡くなった愛犬の死亡届の提出義務

犬の登録をしていた市区町村役場または保健 に、死亡後30日以内に「犬の死亡届」を提出する義務があります。この手続きを怠ると20万円以下の罰金が科される可能性があるため、必ず期限内に対応しましょう。

 

【私の経験:オンライン申請の利用】

私の実家がある地域では、幸いにも">オンラインでの申請が可能でした。悲しみの中で、役所の開庁時間に合わせて出向くのは心理的に大変です。オンラインで夜間に手続きを完了できたことは、非常に助かりました。 申請には、以下のものが必要です。

犬の鑑札

狂犬病予防注射済票

死亡届の用紙(オンラインの場合はデータ入力)

鑑札などを紛失している場合は、その旨を伝えるか、紛失届も同時に提出する必要があります。

 

お住まいの地域で「(地域名) 犬 死亡届 オンライン」と検索し、オンライン申請が可能か確認してみてください。少しでも負担を減らして、落ち着いた環境で手続きを済ませることが大切です。

岡山市の場合はこちらから▶︎犬の死亡届の説明 | 岡山市

(他県もありますので、ぜひお住まいの地域で検索してみてください。)

 

ペットロスとの向き合い方:心を癒すためのサポートガイド

愛犬の死によって引き起こされる深い悲しみは「ペットロス症候群」と呼ばれ、決して珍しいことではありません。

大切な家族を失った悲しみは、人間の家族を失ったときと同じくらい、あるいはそれ以上に辛いものです。愛犬が亡くなった後、心に大きな穴が開いたように感じることが多いです。

ペットロスは、決して恥ずかしいことではなく、大切な家族を失った悲しみを素直に感じることが必要です。無理に感情を押し殺さず、周りの人と気持ちを共有することが癒しの第一歩です。

ペットロスの悲しみを素直に感じること

「いつまでも泣いていたら愛犬に心配をかける」「早く立ち直らないといけない」と無理に感情を抑え込むのは逆効果です。私も、愛犬の写真を前にしては何度も涙しました。

大切なのは、悲しみを素直に感じ、それを否定しないことです。泣きたいだけ泣き、愛犬との思い出をたくさん語りましょう。その感情を解放することが、心の回復への第一歩です。

ペットロスの哀しみを周囲の人と気持ちを分かち合う

辛い気持ちを一人で抱え込まず、話を聞いてくれる人に相談しましょう。

  • 共感を求める: ペットを飼ったことのない人には、ペットロスの深さが伝わりにくいことがあります。同じ経験をした家族、友人、またはペットを愛する仲間と、愛犬との楽しかった思い出を共有しましょう。
  • 愛犬への手紙を書く: 亡くなった愛犬に向けて、伝えきれなかった感謝や愛情を書き出すことも、感情の整理に役立ちます。

ペットロスから立ち直るため専門のサポートを活用する

ペットロスの症状が重い場合、カウンセリングを受けることや、ペットを亡くした人たちのサポートグループに参加することをおすすめします。悲しみが深く、食欲不振や不眠、体調不良など、日常生活に支障をきたすほど症状が重い場合は、専門家のサポートを受けることをためらわないでください。臨床心理士や専門のカウンセラーは、あなたの感情に寄り添い、段階的に心の回復をサポートしてくれます。専門家と話すことで、感情を客観的に整理し、少しずつ現実を受け入れる手助けになります。

ペットロスから立ち直るためにサポートグループへの参加

同じようにペットを亡くした飼い主が集まる「サポートグループ(ミーティング)」に参加することも、大きな癒しになります。

「私だけがこんなに辛いのではない」という安心感を得られます。また、先にペットロスを乗り越えようとしている人たちの話を聞くことで、未来への希望を持つことができます。

 【参考となるサポートグループ】

支え愛の会

ペットロス 支え愛の会 - ミーティングのご案内

Pet Lovers Meeting

ペットラヴァーズ・ミーティング | Pet Lovers Meeting

まとめ:愛犬が亡くなったときにやるべきこと

愛する家族である愛犬との別れは、筆舌に尽くしがたい悲しみを伴います。

本記事では、私たち飼い主が、混乱の中で「愛犬のために最後までできること」として、以下の重要な手順と心のケアについて、私の実体験を交えながら詳しく解説しました。

項目 実行時期 私の実体験と合わせた具体的なアクション
心のケア 直後〜随時 まず深呼吸。悲しむ時間を持ちつつ、愛犬の最期のために冷静になる努力をする。
遺体の安置 直後 遺体を優しく拭き、死後硬直前に姿勢を整える。口や鼻に脱脂綿を詰める。
遺体の冷却 直後 段ボールに安置し、お腹と首元を重点的に保冷剤や氷で冷やす。
連絡 直後〜1日以内 家族、友人、そしてかかりつけの獣医に連絡し、安置方法や今後の相談をする。
火葬・埋葬の決定 1〜2日以内 個別火葬(返骨あり)を選択。遺骨を手元に残すことを最優先する。葬儀社や自治体へ連絡。
葬儀・供養 1週間以内 遺骨は自宅供養(手元供養)を選択し、遺骨ペンダントでいつでも愛犬を感じられるようにした。
行政手続き 死亡後30日以内 オンライン申請を利用し、鑑札と注射済票を添えて「犬の死亡届」を提出した。
ペットロスケア 随時 家族と愛犬の思い出を共有し、無理せず悲しみを認める。

愛犬は、あなたが与えてくれた愛情を肌で感じ、心から幸せな時間を過ごしました。最期まで心を込めてお世話をし、最善のお見送りをしたあなたの行動は、愛犬への何よりの感謝と、深い愛情の証です。

 

今は無理に立ち直ろうとしなくて大丈夫です。愛犬を失った悲しみは、それだけ愛していた証拠です。あなたが寂しく、辛いときには、どうか愛犬との楽しかった思い出を何度も思い出してください。遺骨ペンダントや写真を通じて、愛犬はいつもあなたのそばで、これからのあなたの人生を温かく見守ってくれています。愛犬との絆は、形が変わっても永遠に続きます。

 

この記事が、あなたの悲しみに少しでも寄り添い、愛犬との最期のお別れを後悔なく終えるための確かな道しるべとなったなら、これ以上の喜びはありません。

心より、愛犬のご冥福をお祈り申し上げます。そして、これからのあなたが、愛犬との思い出を胸に、穏やかな日々を過ごせるよう願っています。

 

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